研究室紹介
琉球大学学校保健学分野は、沖縄県中頭郡西原町にある琉球大学上原キャンパスの医学部保健学科にあります。
学科棟の最上階に位置する研究室からは東シナ海が見え、天気の良い日には南国沖縄の美しい景色を堪能することができます。当研究室に所属する学生たちは、将来、養護教諭および保健師を目指す学生がほとんどで、有能な養護教諭・保健師になるべく、看護学はもちろんのこと、学校保健・地域保健や健康教育について真面目に且つ楽しく勉強しています。
また、学校保健・地域保健に関わる様々な健康問題について疫学的アプローチを用いた研究に取り組んでおり、学校現場や地域で活躍されている先生方や先輩方から様々な情報提供やご指導をいただくなど、たくさんのご協力を得ながら研究をすすめています。
研究室の沿革
・2023年10月
喜屋武享、琉球大学 医学部保健学科 臨床心理・学校保健分野 准教授 着任
メンバー紹介
喜屋武 享 准教授
Akira Kyan
保健体育教員を目指して大学進学しましたが、より広く子どもの健康・well-beingの促進について考えたいと思い研究者を志しました。子ども・青少年における健康の社会的決定要因の解明と健康格差是正を目指したヘルスプロモーション施策を思案しています。
[ 研究テーマ ]
子どもの社会疫学、運動疫学、健康格差、ヘルスプロモーション
委員歴
・日本学校保健学会 査読委員(2023年12月 – 2026年3月)
・日本運動疫学会 渉外委員会(2023年10月 – 現在)
・日本運動疫学会 学術委員会(2023年10月 – 現在)
・ぎのわん健康プロジェクト (健康行動プログラム構築実証事業) プロジェクトメンバー(2022年 – 現在)
・沖縄県児童生徒体力向上推進委員会 学識経験者 副委員長(2020年5月 – 現在)
・AccesSurf Okinawa 実行委員(2014年9月 – 現在)
喜屋武 享 (Akira Kyan) – 委員歴 – researchmap
受賞歴
・「奨励賞, 第13回奨励賞, 日本健康教育学会」(2023年1月)
・「奨励賞, Validity of Japanese version of a two-item 60-minute moderate-to-vigorous physical activity screening tool for compliance with WHO physical activity recommendations, 日本体力医学会」(2022年5月)
・「学会賞, 小学生の永久歯齲蝕(うしょく)と社会経済因子および学校給食後の歯みがき時間設定状況との関連, 日本学校保健学会」(2021年11月)
・「第29回日本健康教育学会学術大会 優秀演題賞, 育児中の女性における中学3年時の家庭の経済状況と現在の自尊感情との関連, 日本健康教育学会」(2021年9月)
・「第79回日本公衆衛生学会 優秀ポスター賞, 沖縄県A市の乳幼児における社会経済的状況と生活習慣との関連, 日本公衆衛生学会」(2020年10月)
・「学長賞, 琉球大学大学院」(2019年3月)
喜屋武 享 (Akira Kyan) – 受賞 – researchmap